2022/11/16 15:30


そもそも、なぜチェコから本を20冊以上も取り寄せたのか。
元を辿れば、2003年ごろ、私が初ヨーロッパ初チェコ(結局行けたのはその1度切りですが)でとある写真集と出会ったことがきっかけとなります。
それがこちら。



たまたま訪れた本屋さんで、なんとなく買った写真集。
他にも何冊も本を買ったのですが、手元に確実に残っているのはこの1冊です。
(他にもたくさん興味深い本があったのですが、なんやかんやでそれから2.3回引っ越しをしたので、その度に断捨離として処分をしてしまいました、。)
当時、チェコへ行った時、本安っ!いいなぁ!って思ったんですよね。当時、いくらくらいだったんだろう。
今は、そこまで差はないかな、と思いますが。
当時、なかなかに個性的な本が多い印象で、ずっと、またチェコの本屋へ行きたいなぁ、って思っていましたが、年月が経つと薄れて忘れかけていました。

そんな中、春から思いつきで本屋をやり始めたのはいいものの、
取り扱う本として、もう少し、自分がワクワクし見たことがないものが欲しい、それってどんなんだろうな、って、ぼーっとずーっと考えてたんです。
その時に、たまたま本棚でこの本が目に止まり、何気なく検索したところ、彼がチェコでは有名なアーティストだということを知り(それまではフォトグラファーだと思っていました)、様々な出版物があることを知りました。
そして、そのついでで、この本ちょっと見てみたいかも、というものを、チョイスし、取り寄せた次第です。

なかなかに、面白いラインナップかと思います。
よろしければ、ご検討ください。

あと1冊、アップし遅れているものがあるので、それはまた後日に。
日本における、1860年代から第一次世界大戦の始まりまでの、新興のスタジオやアトリエにおける写真工芸の発展を扱ったものですが、これもまた興味深いですね。こんなものがチェコで発行されるのか、という驚きも含めて。